こんにちは♪

ピアノ教室Farbe 木村彩乃です。

 

 

本日は、コンサートのご案内です

 

振替休日の8月12日(月)14時から、和泉市の久保惣記念美術館にてジョイントコンサートをさせて頂きます。

 

 

おそらく皆さま、休暇の真っ只中…そして、暑い最中ではございますが、ご興味ある方は是非お越しくださいませ

 

 

 

連弾でお届けするラヴェルの『スペイン狂詩曲』をメインに、『情熱大陸』『戦場のメリークリスマス』なども盛り込んでみました!

 

こちらは生徒さんからもよく、弾きたい!とのお声があがるので、お楽しみ頂けるのではないかなと思います♪

 

 

 

せっかくなので、3回にわたり、今回演奏するプログラムの中から3曲についてお話させていただきます

 

まず1回目の今日は、コンサートのメインプログラム、連弾による『スペイン狂詩曲』です♪

 

 

作曲したモーリス・ラヴェルは、フランスの南西部、スペイン国境に近い港町シブールで生まれました。

 

幼少期、スペイン・バスク地方出身の母が歌うスペイン民謡の影響を色濃く受けたラヴェルは、この国への憧れを持つと共に、自身に流れるバスクの血を生涯誇りに思っていました。

 

スペイン狂詩曲は、ラヴェルのそんなスペインへの想いが詰まった曲なのです(ง •̀ω•́)ง

 

 

管弦楽作品であるこの作品、ピアノ版もラヴェル自身の手によって書かれており、そちらを今回演奏するわけなのですが、何と!2台ピアノと連弾が、同じ楽譜になっているのです

 

 

ということは、どういうことかと申しますと、

 

 

 

狭い!!!

 

 

とにかくピアノが狭いです…

 

 

 

手の交差はもちろん、

 

接近どころか、同じ音が重なり合っている部分まである始末…

 

 

この音、どっちが弾く⁈

 

早くどかないと次の音弾けない…!!

 

 

などなど、まずは音の整理整頓です

 

 

 

二の腕で体当たりしつつ、されつつ、

 

親指で小指を踏みつ、踏まれつ、しながら、

 

 

ピアノの端から端まで縦横無尽に駆け巡る音符たちを、ラヴェル独特のキリリとした音色にしたいと、現在2人で奮闘しております

 

 

ラヴェルの作品でよく知られているのが、『ボレロ』『亡き王女のためのパヴァーヌ』などですが、これらの曲とは趣を異にする、不思議な魅力のある作品となっています。

 

 

ラヴェルが好んだ『スペイン』と『踊り』

その二大要素を盛り込んだ、華やかで、色彩豊かな世界をお楽しみいただけますように

 

 

 

 

 

 

 

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