昨日、TV「題名のない音楽会」で、出産を経て活動を再開した小林愛実さんの演奏を見ました。
1曲目は、シューベルトの即興曲でした。ずば抜けた集中力と、圧倒的な表現力に裏打ちされた美しい音色のメロディーライン、まるで真珠がころがっているようです。うっとりしました。
出産の前と後では、演奏に対する向き合い方に変化があったそうです。以前は自分の中での演奏だったのが、出産後は、常に子供のことが頭に浮かぶとか。わかるような気がします。
それにしても、ショパンコンクールの2位と4位の両親のもとに生まれたお子さんは、ピアニストとしての最強の遺伝子を持ち合わせているのでしょうね。それとも両親とは全く別の道を進むのでしょうか?余計なお世話ですが、お子さんの将来が気になります。
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