__ポーラちかこ___
文化一考

 

筆者が
シェフ・ミクニ氏の料理作品に初めて触れたのは
今から20年ほど前。
あるスィーツとの出会いだった。

百貨店の地下に
軒並み続くかわいらしいスィーツ店の中で

自然の景色を表した
芸術的で素敵なデザインに
思わずひきつけられたのが

三國清三(みくにきよみ)氏のケーキだった。

 

それは
自然の色彩の中に
ゆたかな実りのある

ほっとする
森のような景色であったのが
印象に残っている。

そしてそれは
決して奇抜なものではなかった。

美しい自然の景色と色彩が
そのまま

ケーキというキャンバスに

まるで水彩画のように
描かれていたのが
特別に記憶に残っている。

 

 

他店のスィーツとは明らかにちがう
センス光るそのケーキを

思わず感動して

 

まるで絵画を買うかのように

ひとつ、買って帰り

 

だいじに味わって食べたのを
覚えている。

 

 

そして後日、それが
フレンチシェフの
三國清三氏のスィーツだと知った。

 

 

ミクニ氏のレストランと言えば
「地産地消」をテーマにした
クラシックでありながら
独創的なフランス料理の数々を
じっくりと堪能させてくれる。

ミクニ氏は
日本のフレンチ界を代表する
まさにトップシェフである。

 

四谷のオテルドゥミクニ本店も
その他の系列店も

お給仕サービスも
実に一流と言ってよい。

 

一流料理に一流のお給仕は不可欠だが
スタッフもすばらしい。

 

いつだったか
四谷本店の昼食に訪れたときに
偶然にも
厨房から
ミクニ氏の声がして来たことがある。

 

 

何とも おちゃめな
ぶっ飛び☆ミクニシェフの

ワイルドで
少しおもしろい声に(笑)

 

ふと
耳を傾けたことがあった。

 

若くして
スイス日本大使館の料理長に就任し
フランス三ツ星レストランで修行を重ねた
素晴らしい経歴の持ち主という

非常にスマートなイメージだけで
長年、彼をとらえていたが

 

昨今、動画により配信されている
家庭でできるおいしいレシピの紹介や
感動的な自己紹介を拝見し

 

あらためて

遅ればせながら
ミクニ氏の
より深い魅力を知ることになった。

 

 

彼の魅力的な料理の秘訣は
このような

彼のぶっ飛びキャラクターにあったのか☆
と、再認識した筆者である。

 

 


自らを「ニシンの生まれ変わり!」
と
言うミクニシェフ。 笑

 

 

ユーモアも素晴らしく

また
弾け飛ぶ
あどけなさ。

 

ワイルドで豪快で
豚肉鶏肉鴨肉全部、
合わせて
とびきりの
田舎風テリーヌにしたような

 

おいしく野蛮で
かつ繊細なセンス 。

 

 

原生林から出て来た
熊のような
豪快な食べ方!

はちきれる笑顔!

太陽と荒波に向かって行く
エネルギー!

どれをとっても
ぶっ飛びア−ティストそのもの。

 

 

実に愛すべき
魅力あふれる人物の

その
天真爛漫な「人間性」に

画面で触れるだけで

 

何とも言えない

「爽快感」が残る。

 

 

これまで
皿の上の「ミクニ氏」のみに
接して来た筆者にとって

 

現人物に画面で接したインパクトは
あまりにも
驚きが大きすぎて

実に
めでたい大笑いばかりが出る。

 

 

近寄りがたく
恐そうな
名シェフ
というようなイメージが

画面にはじける
大声と笑顔によって

筆者の中では

一瞬にして
『かわいいベアちゃん』に。

いや、、

『巨大なクジラ』に。

いや、、、

 

『世にも美しき野獣』になった。

 

おちゃめなシェフに
たくさんの尊敬をこめて。

 

 

 

 

_三國氏の
お父さまから教えられたという

下記にある言葉は感動ものです。____

 

言葉も分からなかったスイスで
大絶賛を受けたのちに、
数々の三つ星レストランを経て帰国。

「お金がなくても学歴がなくても、

 志は平等だ」

 

とのお母様の言葉に背中を押されて
漁村を出た三國さんが、

 

厳しい料理人の世界で
ステップアップするたびに
実践していたのは、

 

とてもシンプルな、
けれど大変な勇気のいるルール。

それは、かつて地元の海で
お父さまの漁に同行した幼い頃、
シケの波に小舟が翻弄される中で
転覆せずに生き残る術として
伝えられたこと。

 

「波が来たら、まっすぐに突っ込め」

との教えでした。
_____________________

 

シェフ三国氏の感動の新年動画より。

下記『自己紹介』のお話しは

胸に響く
生い立ちと歩み。

 

 

特別な人材ゆえ
特別に試練を与えられ
それを乗り越えて来たことが

彼の歩みからよく感じられて
じんとする。

 

歴史に残る
シェフであることは
たしかだ。

 

 

ミクニ・シェフ
新年の自己紹介

 

 

 

オテルドゥミクニ37周年記念メニュー撮影の様子

 

 

 

♦︎ミクニ・シェフの簡単レシピより
鶏肉の黒ビール煮

 

 

ポーラちかこ

___MintMint___

 

 

日本が世界に誇るシェフ三國☆剣のような眼差し・戦いに挑む武将の姿のようでありながら・明るい笑顔☆ポーラちかこ・文化一考・

 

 

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ポーラちかこプロフィール・ ピアニスト , ボーカリスト , ミュージックコンポーザー・ POLAR C. Profile

 

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