以前の記事を
再度アップ☆
☆
☆
・こども達に情操の養育を・
本当の意味で
結果・答え・が出るのは
大人になってから。
なのです。
✨
あれをやってみてほしい・
これをやってみてほしい・
というのは
大人のエゴである場合が多いもの。
表出する「単純能力」ばかりを
評価せずに
根っこの状態に注視できること・
これが重要です。
筆者がこどもの頃
ピアノを習い始めた時に
度々母が言っていたことを
今、思い出します。
それは
「音楽は情操教育だから」・
という言葉でした。
情操って何だろう??
子供だった私は
時々そんなことを考えたものでした。
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♦︎情操とは
人の持つ気持ちの中でも
人として、
とても高次元な気持ちのこと。
____________________
たとえば
「慈しむ」という気持ちや感覚。
「美しさに感動する」という
気持ちや感覚。
いちばん高次元な気持ちは
「わが事のように他人の幸せを願う」
という気持ちや感覚。
美しい音楽にふれることは
このような尊い気持ちや感覚を
こどもたちの心に
知らず知らず
育ててくれています。
とはいっても
「〜ねばならない」や
「〜するのが正解・・」や
「〜するのがいい子・・」や
決してそんなものではなく
理屈ではなく
感覚的な
「覚え」のことです。
しかし
いくら音楽であっても
無理矢理に教え込まれたのでは
なかなか
養えないものでもあるのです。
音楽を愉しみましょう。
音楽は愉しみましょう。
☆
国語・算数・理科・社会・の
お勉強ではほぼ使わない
『耳』に
プラスの『音楽刺激』を与え
こどもたちの
脳内バランスを考慮してあげましょう。
ペーパーテストのように
正解・不正解がない
算数のように
答えもすぐには出ない
それが『音楽』 。
だからこそ
深い部分が耕されるのです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
かつて
筆者の接した小学生の中に
テストペーパーを目前に置かれると
『もう書くのはいやなんだ。。』と
・・
静かに小声で
私に助けを求めるように
言う子がいました・・。
(普段は自分の意見をほとんど
言わない男の子です。)
そして 物理的にも
つらそうに・・
目を両手でおさえていました。
おそらく ペーパーで
読み書きばかり
いつもさせられているお子さんなのでしょう。
しかしその子に
筆者が
ラジカセでCDをかけ
音楽を聴かせてあげると
。。☆
めいっぱいの笑顔になって ☆
身体を好き勝手に動かし始めました。
(この日はフォーレの歌曲類を
かけてみました。)
筆者はたいへん驚きました。
こんなに自由で明るく
屈託のない自然な笑顔は
見たことがないことでしたから。
このような自然な笑顔を
こどもたちから
いつもひき出してあげたいと
。。
私は
切に願います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
このような子育ての
その「こたえ」は
その子が大人になってから
明らかになります。
ペーパーテストで
こどもたちは
物理的に『目』ばかり
使っていることに
大人たちは
気づいていますでしょうか。。
・・
(目は脳の露出した部分です)
「耳」からの刺激も脳に行きますが
ペーパーテストをしている時に
使う「脳の場所」と
音楽を聴く時に使う
「脳の場所」は
違う場所です。
とくにペーパーテストで
「文字」ばかりを見るのは
森の中で緑を見るのとは
。。
わけがちがいます。
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現在の学校教育の在り方に
多くのこどもたち自身から
『ノー!』が出て来ています。
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こどもが発するこのような信号に
気づいてあげましょう。
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『みんながやっているから』・・
・・これほど危険な動機はありません。
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日本では小学生の自殺が増えています。
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親の愛着が足りない「愛着障害」で
脳が物理的にゆがんでいる子が増えています。
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日本の20代・30代は希望を失い
自殺が増えています。
正確なデータを見ると
日本は世界一自殺の多い国になってしまいました。
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子育てを担う大人が
発達障害であると言われないように
こどもたちへの「育て」については
大人が思考停止状態にならないよう
大人が同調圧力に翻弄されないよう
子供のすこやかな成長を
愛情をもって見守りましょう。
☆
たとえば
音楽に耳をかたむけるとき
即の答えを求めず
今、今、を大切に
時間をかけて
心ワクワクと
その瞬間を愉しみながら
こどもたちの情操を
ゆたかに すてきに
養いましょう。
__________________
IQアップのためではありません。
偏差値のためでもありません。
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周囲と競争するためではありません。
歯をくいしばらせるためでもありません。
がんばらせるためでもありません。
よい大学へ入れるためでもありません。
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自慢のためではありません。
親の満足のためでもありません。
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日本のこどもたちの情操が
すてきにゆたかに
育ちますように。
☆
日本の教育は 何かと
『がんばって・』が多すぎると
日々、強く感じています。
いやいやがんばらせなくても
喜んでできるように
工夫してあげることが
できます。
それは
周囲大人の準備する
`よろこび`のある環境次第です。
そのためには
大人が成長しなければなりません。
日々の生活の中で
こどもの気持ちが
ごく自然に
ワクワクしてくるような環境を
いつも大人が考えてあげることが
大切です。
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こどもたちみんなが
明日への希望をもって
☆
毎日を
笑顔というエネルギーに支えられて
過ごせますように。
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☆
明日を生きる希望
これ以上に大切なものって
あるのでしょうか。
☆
by ポーラちかこ
__MintMint___♪
教育ではできない
『感育』のたいせつさ。
ポーラちかこプロフィール・ ピアニスト , ボーカリスト , ミュージックコンポーザー・ POLAR C. Profile
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