暑い夏から、秋を通り越して急に冬になりました 。

クリスマス コンサートも近づいています ♪

この時期は クリスマス、Νew Yearに向け、楽しい季節となりますね。

さて 今月の 音楽鑑賞をお勧めします。
今回は  ヴィヴァルディ作曲「四季」の中から 「冬」 という曲です 。

イタリアの作曲家 vivaldi (1678〜1741)によるこの曲は、協奏曲集「和声とインヴェンションへの試み」の全12曲からなるものです。
最初の第1番〜第4番にそれぞれ 春 夏 秋 冬と題名がつけられ この4曲を総称して「四季」と呼ばれています。

1曲は 3楽章に分かれ 全ての楽章の最初に書かれている ソネット(抒情詩)により音楽で情景を表現しています。
ヴィヴァルディの四季は音による風景画なのです。

今回紹介する「冬」も3楽章ありますが、 ここでは短く 第1楽章(約3分半)を紹介します。

ソネットでは「冷たい雪の中 凍えて震えながら、吹きすさぶ恐ろしい風に向かって人々がゆく〜」等の内容を音楽が表しています。

聴きながら、風の音や 凍えそうな吹雪の情景を探してみましょう。

楽器編成や演奏 など臨場感 のある素敵な動画を選んでみました。
そして興味を持ったら「四季」全曲聴いてみてくださいね。

冬は透明感のある季節というイメージです。
ピアノ演奏も耳を澄まして、自分の音が濁っていないか、透明感のある音を見つけながら演奏しましょう。

生徒の皆さんに共通して言っているのは左手の音を、もっとしっかりと耳で捕らえながら進むことです。

左手のパートもまた、オーケストラと同様に大切な音楽を奏でているのです。

左手の音楽が何を主張しているのか、耳を傾け、楽譜をよみ、理解してあげましょう。

きっと演奏もがらりと変わります。レッスンのアナリーゼもどんどん参考にしてくださいね。

 

もうすぐ楽しい クリスマス コンサートです。。。♪ ❤

 

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岡田 洋子

岡田 洋子

クラシックピアノ教室「ピアノ教室DOLCE」主宰。♪楽しいピアノ体験が,豊かで鮮やかな人生の彩りとなりますようお手伝いさせていただいております。